8/22のつづき・・・
Eの心境を落ち込ませるようなコメントを言ってしまい、私もうっかりしてしまったと反省している中、
午後からの面接が始まった。
面接は抽選で行われ、Eは大トリ。
順次個別に面接官6名よりいろいろな質問を受ける。
(面接についての必勝法は別途、書きますね。)
Eは待機中そわそわしている。。。同じ立場だったら俺もきっと、そうなるよなぁ・・・
19人が終わり、Eの順番が面接会場へ入って行った!
20分後、笑顔でEは私に「自分のことをフルにPRしました。これで悔いはないです。
ありがとうございました!」と元気な声で挨拶して会社から出て行った。
面接終了後、面接調書・試験結果をもとに最終選考が行われる。
私が進行役。
役員・部長が10名近く同席している。
たった1名の選考だけど、倍率20倍の採用試験。誰を最終的に選考するのか・・・
当然、総合的に点数が取れた生徒が文句なく内定をしますが、今回は選考メンバーも
ざわざわしている。
何を騒いでいるのか・・・・・?「あっ!」
何と1位の女子生徒は試験・面接共に文句ナシ。
3位以降17名は落選確実。もめている原因は2位であった・・・そう、Eであった。
Eは面接満点。しかし筆記は18位。でも1位にはなれない。
ところが神の一声・・・とある役員はこうおっしゃってくれた・・・
某役員H「2位のEさんを落とすことは出来ないな。」
人事部長「しかし、予算では1名しか当社はありませんが・・・」
某役員H「Eさんを内定にしよう。社長・常務にはそのように私から報告する。」
万丈一致!奇跡は起きた!
何と1名枠がこの最終会議で2名に増加。
Eの内定が決まった!
数日後、試験結果を受験者に通知しなくてはならない。その書類作成に追われていた。
不採用者には郵送配達記録で送り、内定者には学校へ届けることにしている。
Eの学校へ訪問。
Eの学校の進路部長へ試験結果を報告。当然本人は「落ちた」と進路部長に報告したようです。
ところが私の持ってきた書類は「Eの内定通知」
進路部長もこれには驚き、「すぐEを呼んで参ります」
授業中にも関わらず、進路部長はEを進路室へ呼び、Eと私は再会。
Eは爽やかに私に「こんにちわ。先日はありがとうございました」と挨拶してくれた。
非常に潔い挨拶である。
私「・・・おめでとう!内定だよ。良かったね」
E「・・・・・・」Eの大きな目からは大粒の涙がぼろぼろこぼれていた。
E「ありがとうございます」
進路部長「おめでとう!よくやったよ!きちんと見てくれる人は見てくれてるんだよ」
私「・・・」(思わずもらい泣き)
私も恥ずかしながら、サラリーマンやっててこれだけ感動したことはありませんでした。
人前で泣くことは、恥ずかしかったけど、まさかEの学校でぼろぼろやってしまい。
帰りの車でも思い出すたびに、ぼろぼろ泣いてしまった。
今こうやって、書いているだけでも思い出して泣けて来ます・・・
4月になり、Eは高校を卒業して入社してきた。
2年経過した今でも、Eは期待以上に活躍しており、会社でも数年ぶりの女子採用ということも
あり、会社も活気づいてきた。
この年、偶然Eの奇跡ではないが、会社始って以来の最高益を達成した。
企業と学生のマッチングって非常に大事なんですよね!
Fin
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